困っている患者さまと地域に寄り添う
くらかず眼科院長の倉員です。当院は「患者さま一人ひとりに合った目の治療を提供し、地域に根差した医院となる」を理念に、さいたま市の地域の皆様の目の健康に貢献したいと考えています。
くらかず眼科開業前は20年にわたり、兵庫県北部の豊岡市の基幹病院で勤務しておりました。その間に、兵庫県北部一帯の困っている患者さまが多くいる医療過疎地域で、眼科疾患の拠点となる眼科センターを立ち上げました。
網膜硝子体疾患や白内障疾患の手術治療を中心に、患者さまとそのご家族の協力のもと、多くの眼科疾患治療に取り組んで参りました。そこで自己研鑽を積み、多くの人材育成に携わりました。
当時の仲間が今もその地域を支えてくれています。中には大学に戻って研究や臨床に取り組み、各施設のリーダーとして頑張っている者もいます。この逃げ場のない地域医療に携わった経験から、医療スタッフ、患者さまとそのご家族との間のチームワークの大切さ、患者さまに最後まで寄り添う覚悟の大切さを学びました。
埼玉では大宮・見沼を中心に4年半はんがい眼科で新たな地域医療に取り組み、多くの気付きや多くの患者さまとの絆をいただきました。先に学んだ「困っている患者さまと地域に寄り添う」という信念のもと、旧はんがい眼科の地で、くらかず眼科を開院致しました。
一方で私のもう一つのライフワークとして、20年前からメーカーと共同で新たな手術器具や手術方法の開発や眼内レンズの研究を行ってきました。また、数多くの学会発表や講演を行い、自分自身の医療技術の研鑽も続けて参りました。中には日本で初めて臨床使用となった眼内レンズもいくつかあります。また今は多くの仲間たちと手術顕微鏡の普及に取り組み、充実した研究生活を送っております。
これまで培った全ての経験を地域の患者さまに還元したいと考えておりますので、これからも当院をどうぞよろしくお願いいたします。